日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

安全地帯/始まりの場所

「安全地帯」

昨日は来月ライブする場所で練習させてもらった。1時間500円で、実際にマイクを通して音を出せるのだ。ステージに立ってマイクとアンプを通して音を出すのは初めてだった。
そしてそれは思っていたよりずっと難しかった。歌うことと、ギターを弾くので精一杯といったところだ。ミスだらけだったし、声も思うように出ない。

今まで自分にとって音楽というものはひとりで楽しむものだった。趣味が合わないからひたすら自分の聴きたいCDを買い、ライブに行った。曲作りだってそう。極端なことを言えば自己満足で自己完結といえる。自分のために曲は創っていた。音楽は自分にとっての安全地帯のようなものだった。
ただライブをやることになって自分の創ったものを人と共有することになった。お金まで払ってもらうのだ。

音楽サークルもなじめずにすぐにやめた自分にとって、人と音楽を共有するというのは今までの自分になかったことだった。だから昨日はなんだか不思議な気分が抜けなかった。そしてもっとギターがうまくなりたい。歌がうまくなりたいとも思った。
来月本番なのか。。できることをしよう。

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「始まりの場所」

今日は久しぶりに相模大野へ行った。この街はなにげに思い入れの強い場所だ。今よく遊んでいる3人で初めて会ったのが相模大野、自分の路上ライブを初めてやったのが相模大野、大学時代友達とカフェによって、散々話し合ったのも相模大野。
地元でもないのに妙に懐かしい空気を感じた。この街もだいぶ変わったなと思った。

まずドトールができていたことに驚いてしまった。相模大野といえば僕らにとってすでにつぶれてしまったベローチェと、いつもよっていたスタバなのだった。そこについにドトールが参入していたのだ。思わず店に入ってしまった。

それで今回相模大野に来たのは気になっていたダンケという店に入りたかったからだ。そして実際ダンケに入ったわけだけど、想像以上にオシャレな店でちょっと落ち着かなかったな。。チーズケーキとコーヒーはおいしかった。気づけば自分もブレンドを頼む客になっていた。

そのあとはギターの弦を探したり、最近肺活量を鍛えたくて軽くジョギングでも始めようかなと思っているので、靴を見たりした。でも結局買わなかったな。

だんだんと寒さもやわらいできた。妙な感傷を、曇った空の先にある夕焼けに重ねつつ、帰路へ渡った。