日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

代官山

1. 蔦屋書店


 この街に来たのは2回目。5年ぶりくらいかもしれない。今回の目的はなにかと話題になっていた蔦屋書店。代官山自体久しく行ってなかったし、友達を誘っていくことに。
 まずは蔦屋書店を目指す。旧山手通りを行くとすぐにわかります。着いてみてまず感じたのが広い。3つに分かれていて、さらに蔦屋書店以外にもいくつか店があり、ライクアショッピングモールでした。
 本屋とは思えないオシャレで未来的な外装は、中に入るとより面白さを増した。とにかくオシャレであった。ところせましと本が置かれ、見ているだけで楽しくなれる。店内が撮影禁止だったのが残念。許可されていたらたくさん撮っていただろう。
 

 店内は本だけでなく映画や音楽のレンタルもやっており、いずれも品揃え豊富。さらにラウンジがありお茶ができるようになっている。そしてこのラウンジがまた洒落た空間なのである。
 さらにメニューがipadという近未来ぶり。こうして本や冊子という媒体は少なくなり、やがてタブレット時代が到来するのだろうか。でも本ってとても魅力的な媒体だと思うんです。変わるものばかりだが、変わらないものもたしかにあるのである。
 一通り見たあと友達と休んだけど、黒豆ラテが一杯950円と破格であった。たまの贅沢をたしなむ。そしてGW中に行きたいと思っている旅行について話し、蔦屋書店をあとにする。


2.西郷山公園〜旧朝倉邸


 続いて僕らがやってきたのは西郷山公園。西日が滴る午3時半。代官山の町並みを飾る近未来的な建物を横目に、公園への道のりを歩む。そうして割とすぐに着いた。
 西郷山公園はまあ普通の公園であった。しかし時間帯が良く夕暮れに濡らされながらの散歩となる。街が一望できた。新しいカメラの威力を思い知った。
 そして次は朝倉邸。100円の入場料で入れるその場所に、趣のある建物あり。近未来的な代官山だが、こういった歴史的な建物や、妙に古いつくりの家もあったして下町的な顔も見せるのがすごく面白い。過去の未来の交錯する街である。
 

3.カフェとそばへの路〜代官山の食を診る〜


 わりと足早に朝倉邸を後にし、カフェを探す。まずは猿楽珈琲という雰囲気抜群の店に赴くがしまっていたのでまた今度とあきらめる。 
 そうしてオゥカフェに到着。iphoneのマップ、ここでも威力発揮である。螺旋階段を上がっていくと着くそこは、なんともオシャレ。パーティー予約があり、あまり長居できなかったが素敵な店でした。チャイとクロックムッシュを注文。クロックムッシュはおいしいけどちょっとくさい。くさいのが難点である。
 そのあとは2つの候補の蕎麦屋から、ひとつを搾り出し渋谷近くまで歩く。代官山と渋谷歩いていけるほど近い。その途中、友達が服屋によりたいというので寄る。店内BGMがAlbum Leafであった。
 そうしてコンビニに寄ったりしながら手打ちそば 炙 多心に入る。静かでカウンターのみの狭い店内は正統派を思わせる。自分が温かいそば、友達は冷たいそばを頼んでた。値段は手ごろだが量は少なめ。ただ、そばを味わう、という意味では洗練された店だと思う。おいしかったです。


4.もうひとり増えた仲間、やがて竹取伝説へ


 そのあとは仕事終わりのもうひとりの友達に電話。結果横浜で飲むことで合意する。その店を探していたが、友達が竹取伝説、MOONLIGHTなんちゃら、というセー○ームーンのような店名の居酒屋を発見する。店員がコスプレでもしているんじゃないかと不安になった。友達は大丈夫、普通だと思うなどと言葉を並べるのだった。
 そして横浜で友達と合流。いざ店に行くと、それは完全に名前負けといってもいいほど普通な店だった。そこで友達同士、いつも通りな話を続けるのだった。だが飽きるとかは全然なくて、気心知れている心地よさの方が勝るのだった。さすがにもうなにを話したとか、細かいことは忘れ(ry


 代官山はとてもいい街だった。明確な色、空気があるのだ。一度だけでは回りきれないと感じたので、また行って今回まわれなかった店にも行きたいものだ。