日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

奥飛騨

6月27日〜29日で岐阜の奥飛騨へ行ってきました。急遽予定を立てて、宿は2日前にとるという弾丸っぷりでしたが楽しかったです。


【1日目】
初日夜勤明けのまま岐阜に着くと、まず岐阜城を目指す。時間はぎりぎり、あまり期待していなかったが展望台からの眺めは想像以上に壮観でした。公園の中に岐阜城はあるんだけど、公園自体も良かったよ。









岐阜城を見終わると、岐阜駅へ移動し駅ナカの店でみそかつを食べる。名古屋のみそかつに比べるとコクや甘みがいまひとつ、という感じもしたけど十分においしかった。そして1050円のわりにボリュームが多くてお得感満載でした。




そのあとは岐阜駅の中にある、スポーツクラブへ行き、その中の温泉に入る。値段はしれなりでしたが設備は十分。よくある温泉だったけど、初日の疲れをいやしました。

そして、チェックアウト時間が遅れてしまったので初日のビジホに連絡を入れて宿泊…、したんだけどここが最悪でした。。まず喫煙室を選ぶの、今後は絶対にやめようと思った。カラオケよりもひどい臭い。壁はきばんでるし、冷蔵庫には傷がついてるし、喫煙室のくせに換気扇なし。おまけに創業者の本が部屋においてあるというだめっぷり。全然寝付けず。

無論、それだけだめだったので値段は格安でした。でもやはりある程度の値段を宿にかけることは必要ですね。安い場所ならいいってわけじゃないこと、今回で思い知る。そんなこんなで1日目終わり。


【2日目】
朝8時にレンタカーで移動…、のはずがまさかの寝坊をかます。友達の電話で起きる。その時間に集まる約束だったのにね。。早急に準備をすませレンタカーで移動。
最初は郡上八幡に行きました。何もない町だった!まさにいなかで、ひっそりと時間の流れはゆっくり進んでいく。ガイドブックで見た場所、写真に収めた。ふらふらっとしたらすぐにあとにし、高山へ。




高山に着くとそばが食べたい!という友人の希望に便乗し、それだと思って店に行く。…となぜかガイドブックに載っていたそばがない。メニューにあるのは定食だけという。そこでよくよくガイドブックを見直すと、なんと店の名前が酷似した別の店だったのだ。漢字1字違いで文字数も同じ。高山でそばを食べようとしている人は注意した方がいいです。



その後はまたガイドブック頼って、甘味処へ。ここはすばらしかったですよ。古い日本の家のような作りでとても落ちついた。窓際の席に座り、窓の外の庭に目をやったりしながら友達といろいろと話しました。友達はきなこアイスを、僕は前の鎌倉に続いてくずきりを食べました。まだ始まったばかりの夏でした。






そして、百合園に行こうという当初の予定が出ていたんですが、まさかの夏季限定で開園しておらず。飛騨高山美術館へ。ガラスの展示がきれいな美術館でしたが、やや博物館資料館的な側面が強かったかなー。撮影可能かどうかわからなくて、普通に写真撮っちゃったけどだめだったみたいです←







その次は友達が期待していた足洗いの湯という足湯に行く。そしていざたどり着いた僕らは愕然とした。それはガイドブックと比べて明らかにしょぼい。しょぼい。
フォトショマジックにしてやられたのだ。それでもととりあえず足湯に使ってきました。なんだかんだでそこは足湯なので和みました。でも羽虫がいっぱい飛んでてめんどくさかった。

そしてそのあとは新穂高の湯へ。奥飛騨の温泉と言えば新穂高の湯といってもいいくらい、有名なのでは。そしていざたどり着いた僕らは愕然とした。しょ(ry 
ガイドブックではきれいな女の人が浸かっていたのに、そこにはおっさんひとりだけ浸かっていたのだ。こんなはずでは。音もなく崩れ落ちる僕らの新穂高ドリーム。現実は虚構だけを写した…。

天気が良かったら違ったのかな。とりあえず脱衣所がもはや木の箱といっていいクオリティでした。そばにきれいな川が流れていて、それを見ながら入れるのは素敵だと思ったけどね。






そしてようやく宿へと。初日は最悪でしたが、今回はお金かけただけあってさすがのクオリティでした。宿 is god...。夕食がとにかく多量だった。でもすごくおいしかったな。板前の腕が光る料理の数々。さんざん満腹になった後は温泉に入った。友達はすっかり寝てました。温泉は熱かったが貸し切りでゆっくりとくつろぐことができた。

そのあと友達も温泉に入ったあとは庭にあるゆったりとしたいすで友達といろいろ話した。男同士でなにやってんだという話だけど、僕は全然気にしないな。



【最終日】
最終日、はじめの目的は新穂高ロープウェイ。天気は晴れていて、やなぎなぎユキトキを車内で流す。長いロープウェイの途中、町が小さくなっていく。山の緑の間を上っていく。




てっぺんにたどり着くと、そこは2200m、気温は明らかに低く、見渡せば絶景が!と思った僕らは愕然とした。
そこには雲一面広がるだけだったのだ。雲の上まで来てしまった僕らはただ雲を上から眺めるだけだった。それでもきれいだったんだけどね。来た甲斐はあったさ。




そのあとはアルプス大橋を見に来た。これも思ったよりは普通の橋だったなぁ。。←ロープウェイのあとだとどうしても景観的インパクトは下がってしまったかな。きれいな場所だったけれどね。




そして最終日は養老天命反転地という場所によることを目標にしていた。が、時間もあるし高山のそばリベンジしようぜ!という話になる。今思えばここが分岐だったのだ。僕らはここで、養老ルートと高山そば&甘味ルートの二択を強いられていたことに気づいていなかった。

高山に着いた僕らは、今度は間違いなくちゃんと店に入り念願だった山菜そばを食した。美味。



そのあとは昨日の甘味がとてもおいしかったから、また食べていこう!という話になる。そしてかつてへ。かつては前に高山に来たときにも入った店であり、アニメ氷菓にも少しだけ登場した店である(おたく情報)。
かつてでは名物であろうパフェを注文。おしかったです。食べたらすぐに反転地を目指すためにさっさと移動する。




そして高山から、反転地へ。距離にして200km以上離れている。ここで桃色運転手、クリティカルなハイスピード運転を展開する。次々に車をごぼう抜きにするハイウェイ。140kmを超えるスピードメーターに僕は少しおあっかなびっくりだった。

しかし、想像以上に縮まらない到着予定時刻。彼のハイスピードも光陰矢の如しにはかなわなかった。ギリギリで入園し、いざ反転地へ!と思ったらまさかの桃色カメラ紛失。車内を探すが見つからない、かばんの中にもない。where is that?!?!
と思っていたらまさかのポケットの中にあったいうオチ。僕ら、反転地へ向かって走っていく。そしてたどり着いた僕らは愕然とした。

たった2分だけ、開演時間を過ぎてしまっていたのだ。受付のクソ…、いやおばさまはこんなわずかなロスさえ許してくれなかった。閉園が5時だったから、見れてもたった30分だけだったんだけどね。
肩を落とし、遠くの町に目をやれば西日は傾き、景色を少しオレンジに染めていた。



帰りの運転も桃色運転手にたくし、岐阜駅から名古屋。そうしていつもの町へと帰っていった。


旅行は楽しいですね。まさか自分がこんなに旅行をしょっちゅうすることになるとは思ってなかった。もっといろいろな景色を見たいし、おいしい食べ物が食べたいです。