日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

落語を観てきました

この前渋谷に落語を観てきました。自分から落語を観に行くのは初めての経験でしたがとても面白かったです。感じたことを記録しておきたかったのでブログを。


そもそも僕が落語に興味を持ったのは音楽仲間の方に落語が好きな方がいて、その人が昭和元禄落語心中が面白いと言っていたことからです。

僕も昭和元禄落語心中を見て、面白そうだなと興味を持ちました(超絶にわか)


それで色々調べたら渋谷らくごが初心者向けということで行ってきた感じです。


僕はもともとお笑いに全然興味なくて、好きな芸人とかも特にいなくて。じゃあ何故落語なのかってことなんですけど。


例えばコントだったらセットとか道具があるじゃないですか。相方だっているかもしれない。漫才だったらコンビがいてボケとツッコミで役割分担して展開して行くわけです。ピン芸人の方でも変な格好してる人がいて(小島よしおとか波田陽区とか、あれは一発ネタって奴なんだろうけど)。


落語には上記の要素は全然ない。道具は扇子と手拭いだけだし、衣装は羽織だし、セットもなければ相方もいない。全て一人で話を展開させて、一人で何役かを演じていく。


要は小細工とかごまかしが通じない、噺家の腕が全てのシビアな表現ということになる。そのストイックさが熱いなと。職人芸ですね。


実際に4人の方の落語を見たんですけど、それぞれに個性というか色を感じられて面白かったですね。

笑える場面ももちろんあるんだけど、技というか表現力に感心する場面も多かったです。また日にちが合うときは観に行ってみようかと思いました。