日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

直島 

 この仕事としては奇跡的にGWに連休を取ることができて無事に直島旅行に行ってきました。
 草津、名古屋&京都、そして岡山と瀬戸内諸島、GWに3年連続同じ面子で旅行することができた、すばらしい。

 序章はこれほどに。まず僕ら羽田空港を目指しました。飛行機はこれが人生二度目だったので、激しくなれない。ただそこは友達の案内もあり、無事に飛行機に乗れた。まあ、搭乗時間やばくてけっこう走ったんだけどね。。思えばこれが伏線、The 1st runだったのだ。

 まあ天気は悪かったです。僕が旅行とか遠出するときってたいてい天気悪いんですよ。WeatherBreakerすぎるし、雨男過ぎますね。飛行機けっこうゆれたんだよね。。絶叫マシンとか絶対無理だよ俺。なんか飛行機揺れて高度落ちるだけで結構気持ちが悪かった。

 そして無事岡山空港到着!ここから駅まで高速バス。そのあとまたバスに乗って最初の目的地、後楽園へ。天気は雨。後楽園はとにかく広い公園でした。ただ散々庭園や公園に行きまくっていた身としては外観的にそこまで深いインパクトはなかったかも。とにかく広いです。



 そのあとは友達リクエストで犬島に行く。後楽園からタクって行ったんだけど、タクシーの運ちゃんに犬島に行く人なんてほとんどいないよ、あそこは何もない、帰りの交通手段はどうするのか、といった話を受け、僕らの近未来に暗雲が立ち込める。眠かったのもあり、犬島リクエスターである友人に大丈夫?と思わず問うてしまう始末。そんな眠気と疑いを携え、犬島へ向かったのだった。



 犬島。天気は雨。今回の旅行8割は雨が降っており、常に傘をささなければならなかった。そして目的地のチケットを購入し、犬島精錬所跡地へ。そこはタクシーの運ちゃんの話とは裏腹に、非日常を構えた場所だった。そしていざ精錬所跡地の中へ。
 ここがすごかった!!写真撮影禁止だったんだけど、ぜひ自分の目と耳と感覚で感じて欲しい場所である。写真じゃ伝わらないだろう。中にはアート作品が展示されているんだけど、これはほんとに観れてよかった。友達同士で思わずテンション上がる。運ちゃんガイドラインなど寝耳に水で良かったのだ。真に受けてしまった自分を恥じる雨の午後である。
 そうしてそのあとは精錬所跡地を散策。けっこう回るところがあった。そして食べ物を全然食べていなかったので、近くの美術館のカフェで軽食、少量の食料で胃袋に説得を試みた。そして犬島を後にする。

 そのあとは倉敷へ。倉敷には期待を寄せていたが、まさにその期待に裏切らない景観だった。美観地区、決して名前負けしていない。まず倉敷に着いたら宿に荷物をと、今回泊まるアイビースクエアへ。一泊4000千円にしてはかなりのハイクオリティ。美観地区内にあるためアクセスも良好。部屋に行き、休憩したあと、疲労に押し下げられたまぶたを必死に持ち上げた僕らは、夜の美観地区に歩を進めた。 



 すばらしかったです美観地区at night。なんて風情ある景色だろうか。ひとしきり歩き回り、たしなんだ。食事はつね吉だったかな。特に調べてなくて、空いてる店を選んだんだけどまたここがおいしかった。。倉敷は水がきれいで魚がおいしいから、海鮮系、名物のままかりも注文しました。それがそこらの居酒屋とは明らかに一線を画すうまさでした。たこわさひとつをとってもみずみずしさが全然違う。最後にしょうゆアイスっていうのがあったから注文したんだけどミルキーみたいな味でした。しょうゆアイスはママの味でしたね。



 そのあとは明日の朝食にとファミマで買い物。思えば僕らはいつも観光に目が行ってしまっていて食に関しては(特に朝)割りとおろそかになりがちな気がする。。次はおいしい朝ごはん食べるのもいいかもしれません。

 次の日の朝、昼の倉敷を少しだけ観て回り、倉敷駅へ。



その後岡山から瀬戸大橋線で、瀬戸大橋記念公園に行く。ここは時間がほとんどなくて、ゆっくり観ることはできず。小学生が遠足に来ているようだった。ここで友人が持ってきたフリスビーとブーメランで遊ぶ。小さい頃はフリスビーすごい得意だったんですよ。でも完全になまってましたね← でも楽しかったなー!ブーメランは思っている以上に手元に戻ってこなくて難しかった。



 そして高松港から今回の旅の一番の目的地である直島へ。直島への客船がでかくてびびる。犬島のボートは個人用みたく小さいものだったから。

 そしてついに直島到着!例の赤いかぼちゃがお出迎え。天気は雨、Oh...。直島についてまずは赤いかぼちゃで写真を撮ったり、撮ってもらったり。ここは完全に撮影スポットになってました。中に入れるようになっていてそれもまた面白かったな。



 そのあとは今回泊まるベネッセアートサイト直島へ。今まで泊まったホテルで断然高い。せっかく直島に行くんだし、奮発しよう!ってことになってここにしました。もう待遇から全然違った。至れり尽くせりというか。僕ら年齢層若かったな。部屋に入ってまたこれがきれいな部屋でした。窓の外からは海が一望できる!でも天気最悪!



せっかくの施設も全然生かされてなかったです。そしてこの部屋でひとつの戦いが起こることをこのときは誰も予期していなかったのです。。

 最初は直島でも特に有名な地中美術館へ。とそのまえに、海辺に飾られているアートを観たり、写真を撮ったりしました。このイスみたいな形の展示は結構有名じゃないだろうか。



 そして地中海美術館。展示自体はたしか4つくらいで数自体は少ない。でもその4つを大きい美術館一杯に展示しているかんじ。違う空間に入ってしまったように感じる展示もあり、有名なだけはあると思った。

 それでそのあとはベネッセアートサイトでまた美術展めぐり。こちらはいろいろな展示があり、ホテル宿泊者は無料で観れるものだ。ネオンサインの展示を見たり、大きな石の上に寝そべったりしました。そして直島のおみやげを買ってしまおうということでミュージアムショップに行ったらなんと閉まってた。
 僕らかぼちゃのストラップが欲しかったんだけど、あきらめるしかないのかと思ったらもうひとつのミュージアムショップは空いてた。そこでクッキーとストラップ購入。ストラップは1600円近くしました。ぼったプライスだけど、それでも欲しかった。僕らはかぼちゃが欲しかった。

 そしてこのあと問題発生。メシである。ごはんどころが近くにない。ベネッセのレストランは高級セレブプライスで冴えない男子スリーピースにとっては高嶺の花であった。そこで迷った結果またコンビニへ← それでタクシーでコンビにまで行くんだけどマイクロバスみたいなタクシーが島に一台あるだけなんだよね。それでコンビニもサンクスひとつ。それも2年前にできたばかりとのこと。いやーサンクスマジサンクス!無事夕食にありついた。途中、夜の黄色かぼちゃ撮りました。



そして部屋に戻った僕ら。ここでひとつの戦いが幕を開ける。。<下>へ続く