日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

birthday

ブログでこっそり報告。

きのう、娘が生まれた。第一子。

 

抱っこさせてもらうとずっしりと重みを感じた。目をキョロキョロとさせて、コロコロ表情がかわっていく。ときどきあくびをしたり、指をしゃぶったり。

 

僕が親指を出すと手でにぎり返してくれるときもあり、本当にかわいくて、ずっと見ていたくなった。愛しい、という言葉がしっくりくるかもしれない。

 

連絡をもらい病院へ。

分娩室で会った妻は辛そうだった。痛みが出てきたらしい。無痛分娩で行ったが、完全な無痛というのは難しいらしかった。

 

助産師さんたちもきて、麻酔を追加したりしながら妻のお腹を押しつつ赤ちゃんが出てこれられるように手伝ってくれていた。必死に妻もいきんでいて、見ていて少し辛かったけどそばで立ち会うことができて良かった。

 

自分がついてから一時間もしないで、赤ちゃんは大きな産声をあげて生まれてきてくれた。感動する気持ちと、妻のお腹から赤ちゃんがでてきた安心感、そして人の身体ってすごいなという神秘的な不思議な気持ちも抱えていた。

 

生まれた瞬間は、男の自分はどこか現実に頭がついていけていない感覚もあったかもしれない。妻は朝から出産の準備をしていたから本当にに大変だったといっていた。

 

そしてそのあとに妻が処置をしている間に娘を抱っこさせてもらって、ようやくしっかりと実感できるようになってきた。途中、妻が出血してしまう場面があったようだけど、なんとか落ち着いたみたいでよかった。

 

そのあとは家族3人ではじめての時間を過ごした。妻はまだかなり辛そうだったけど、麻酔もきいてきてよくなってきたと言っていた。

 

我が子というのは本当にかわいくて、ずっと見ていたくなる。お互いの親にもテレビ電話で報告したら、すごく喜んでくれていた。

 

立ち会い出産は前からずっとしたいと決めていて、結果的にできて本当に良かった。もしこれが妻の退院後とか、それこそ里帰り出産で対面が何か月か遅くなっていたら、今日のような感動や感慨深さはなかった気もしている。

 

これから妻は当分の間は安静で過ごすことになる。出産すると、お腹の中の胎盤が剥がれ落ちるので見えないけど体内にまだ大きな傷がある状態になっているらしい。

出産するときは必ずお母さんは傷を負い、麻酔なしなら叫ぶような痛みを伴うと院長先生が言っていた。お子さん産んで育てているお母さん、みなさん偉大だ…。

 

家に帰ってきてからは自分がメインになって家族を支えていく。そのための育休だ。もう日付は変わってしまったが、昨日は本当に大事な日になった。娘とずっと会いたかった。会いに来てくれてありがとう。これからも家族そろって元気で健康に過ごしていきたいね。