日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

清澄白河

津田直さんの写真展をみたいと思った。
この写真展の情報はなんだか些細なきっかけで知ったのだった。
写真展を見ることは、初めてだった。


そうして清澄白河という駅を知った。
全然名前の知らない駅だったけど、
調べてみると美術館や庭園があり面白そうな街だった。
最初は上の写真のギャラリーを探したんだけど、
なんと卸売りの倉庫の6Fにあるというわかりずらさ。
苦戦して見つける。


ギャラリーは薄暗く、せまく、すぐに見終わってしまった。
でも自分一人で一枚一枚飾られた空気のある写真を見ているのは
幻想的でした。
霧がかかったような写真と、
どこかの国の子どもたちの写真が展示されてました。


その両隣にもギャラリーがあり、
両方見たけどそれぞれ趣向が違って面白かった。


そのあとは近くにある公園にいく。
広い台地に少し傾き始めた西日、寒すぎない空気が心地良く、
穏やかな気分にさせた。
ぶらり歩きながら写真を撮る。


そうしてその隣に清澄庭園というもっと立派な庭園があることを知ったので、
入場料150円を払い園内へ。






都内にある庭園の空気というのはぶっちゃけどれもけっこう似ていると思う。
ただここはけっこう広くて、立川にある公園(名前喪失)に近い印象だった。
こういう場所ひとりで歩くと、心静まる。


そのあとは小腹も空いてきたので、
事前に調べておいたSacra Cafeへ。
幸い庭園の近くにあった。




こじんまりとした店内。
夫婦で経営されている様子だった。
注文したマフィンと紅茶、すごくおいしかった!
本も何冊か置いてあり、いつまでも居れそうな心地良さを感じた。


ただこのあとは美術館に行ってみたいと思っていたので、
休憩した後、東京都現代美術館へ。


なかなか大きな美術館で、公園の中にあるようだった。
写真は外に飾られていたオブジェ。
閉館時間も迫る中、一人中へ。
美術館ではベルリンに関する企画展をやっていたんだけど、
調べてこなかったので、一番の入場料の安い常設展のチケットを買った。


館内に入ってまず思ったのがとにかく広い。
すごく広い空間に、自分の背丈よりも大きな絵がどーんと飾ってある。
迫力のある空気だった。
絵に関する知識はまったくないんだけど、
見入ってしまう興味はあった。


美術館に一人で入ったのは初めてだったんだけど、
すごく楽しかったなー。
おみやげやも他では売ってないようなものがたくさんありました。
図書館やカフェもあり、ゆっくりくつろげる工夫がこらされていた。
またここに来たいなと思ったし、
もっといろいろな美術館にも行ってみたい。


その後は次の日早いのもあって帰宅。
清澄白河は今回行ったところだけじゃなく、
ギャラリーがたくさんあって、アートと自然に溢れたすごく良い街でした。
こじんまりとした雰囲気もまた好きだった。
下北や高円寺のようなわかりやすい個性はないんだけど、魅力のある場所だと思う。
また行きたいな。