サマソニ行ってきました。一番の目的はradioheadでした。
他はmetafive、イエモン、サカナクションなんかを観たけどどれも良かった!この中だとイエモンが特に良かったかな。
それでradioheadなんですがTwitterには書いたんだけど、言葉にならないくらい感動させられた。まさかのNo SurprisesとLet Down、Creep…。こんなにライブで泣いたのは初めてだった。ボロ泣きしてしまった。
新譜のDaydreamingもCDよりもずっと美しかった。。Nudeもトムの声の良さが引き立っていたなぁ。。他にもとにかく聴き所の多いセットリストだった。2+2=5もbodysnachersもideotequeもすごく良かった。。
途中で長い夢を観ているような気分になっていた。Creepが終わったときはもうなにもいらないや…みたいになって呆然としてた(ちょっとヤバい人ですけど。。w)
終わったあとも放心状態になってしまっていて、余韻がすごかった。こんなに感動したのは何年ぶりだろうか。
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サカナクションがRadioheadの前に出ていて、「みんな踊ってくれますかー!」って見事なパフォーマンスを見せて会場をどんどん盛り上げていたんだけど、"みんな"だった。みんなで一体となって楽しむというか。フェスはそういうものなのかもしれないけど。
僕はみんなにはなれないなともちょっと感じてて(サカナクションのライブはとても良かったし、楽しめた)。
Radioheadの音楽はみんな、というより会場一人一人に聴かせる音楽のように感じられたんですよ。Creepなんかさすがに盛り上がってたけど。少なくとも、みんなで楽しもうぜ!みたいな音楽ではないしライブもそういう雰囲気はあまりなかった。
音楽ってそういう、適応できない人のためにあるものじゃないかと僕は思ってる。というか僕がそういうタイプだから。
近年、なんでもかんでも共有して。みんなで楽しむのが楽しい!みたいな。でもそのみんなになれない人たちには排他的だとも思うんだよ。そして僕はなれないんだよね。
なんかそういう部分に今日のRadioheadのライブが染みてきたのかもしれない。彼らの音楽は音楽に夢中になり始めた10代の頃に知って、当時の僕は彼らの曲はもちろん、音楽そのものに対して凄まじい衝撃を受けた。そんな多感な時期に出会ったアーティストの曲を生で聴くことができた感動は本当に大きかった。
音楽を好きになる前の僕と言うのは、自分にはなにもないってすごく感じていて。そういう空っぽな部分に一気に注ぎ込まれるものがあったのかもしれない。
また最近は昔よく聴いていたアーティストの音楽をよく聴いてた。そういう風にするとなんだか落ち着くんですよ。自分の現在位置を確認できるような気持ちになるというか。今年は心身ともに不安定だったから。
そういったいろんな背景が重なっていたから、今日のRadioheadのライブはほんとうに胸を強く打たれました。心の底から観に行って良かったと感じた。ありがとう!!
明日休みとっておいて良かった。。歯医者と掃除とバンコク旅行と。