日々の寄り道

俺の人生のひとりごと集

小説

バスを待っていた

変わらない朝だ。 カーテンを開けて外を見れば、少し明るい曇り空だった。 寝ぼけたままの目、まだ熱を帯びきっていない体。 無理にでも起こして、始めなきゃ。 今日が終わってしまう前に。 いつもどこか満たされなかった。 それがいつからかはわからないけ…